閑話休題、コーヒーの話をしよう。初めてコーヒーを口にしたのは高校生の時、喫茶店に誘われ出されたものの扱いも分からず、戸惑いながら飲んだコーヒーの不味かったこと。社会人になって面談、会議に欠かせないものとなるうち、いつの間にかコーヒー党になる。いまでは、朝起きて、食事して、夜寝る前にもコーヒーは欠かせない。でも決してコーヒー通ではない。美味しいコーヒーは三度に飲む。まずストレートで香りを味わう。次にクリームを入れる。それから砂糖を、かき混ぜないでそのまま飲む。最後に底に溜まった溶けた砂糖を啜る。これがまことに旨いのである。
何年か前、係争中の難件処理で米国のロサンジェルスへ頻繁に行っていたころ、北のシアトルからスターバックス旋風が吹き荒れていた。夜だだっ広いロスの郊外に明るくライトがついて、若者がたむろしている所は大抵オープンしたての店。全米に広がり、その後NYに僅か一カ月滞在の折りには、マンハッタンで増えていく様が手に取るように分かった。五番街の小さな店はいつ行っても満員。日本もブームで、渋谷駅前の店の売上は世界一だそうだ。名古屋が最近出店が目立つ。中国では北京にも上海にも現れている。ヨーロッパもしかり。
アメリカにはコーヒーの旨いところはない。レストランかホテルのラウンジ、ぐっと下がってカフェテリア、勿論喫茶店などない。だから、商談もできて、程々の味を程々の料金で飲める店の存在意義はあろうが、日本には安くて美味しいコーヒーショップはいくらもあるのに、何故こんなに流行るのか。「コーラ」「マック」に次ぐアメリカ味世界席巻の段である。
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コンプライアンス(Compliance)とは要求や命令に従うことの意で、法律用語としては「法令順守」にあたる。これの社内体制づくりに積極的企業を表彰する「誠実な企業」の第一回大賞に超優良大会社である「三菱地所」が選ばれた。昨今企業の不祥事が多いなか、そのような不祥事が起きても隠さず是正措置が取れるように努力している企業だという。誠にいい話であるが、ちょっと待てと言いたい。こんなことは、企業の社会的存在の認識があるなら至極当然のこと。幼稚園児に良く出来ましたというようなもので恥ずかしい限り。不祥事を起こしたり、倒産した会社の再建に新しい経営者が、抱負はと問われて当然のごとく「利益を出すこと」と臆面もなくいう。今の経営者連中は、懲りずに企業の社会的使命感は鈍い。こんな賞を貰って胸を張っているならお笑い沙汰である。悪いジョークだと思いたい。
周知のように、この会社は明治維新の政商岩崎弥太郎が、丸の内の広大な一等地を格安で払い下げを受けてできたもの。後年ここに三菱村ができビル群が誕生、その象徴的建物が「丸ビル」で、その丸ビルも昨年建て直して新しく生まれ変わって、今また大変な人気スポットとなっている。しかし、あのビジネス街に戦後残された名物の赤レンガの一連の建物は跡形もなく、アッという間に近代的なビルに変わった。アメリカなら、さしずめ「歴史的建造物」の網がかぶさったところ。企業メセナ華やかな時代にもひたすらコツコツ社業に専念、どんな事態になっても自分の会社だけは何十年かは安泰の青写真までできているとさえ聞く。かって、私が駅前再開発で行政の手伝いをしていて、設計担当のこの会社の役員以下との議論の時、地権者に代わっての要望に対して、どれもこれもダメの一点張り。業を煮やしての「予のジショには不可能はないといっているのに、このジショは不可能ばかりだ」のジョークも通じなかった。このての会社に社会還元を期待するのはどだい無理な話である。
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実に変てこな事態になってきた。いよいよ戦争が始まる。アメリカはイラクに対して、大量破壊兵器が無いことを証明しなければ、武装解除しろというのである。これは、でも論理的におかしい。そもそも、「有る」と証明することは出来るが、「無い」の証明は出来ないのである。いくら「無い」といっても、それを「ウソ」というなら、その挙証責任は「有る」と主張する方にある。それに、武装解除が条件とは一体なんということだ。まるで無条件降伏した国である。国家主権はどうなる。フセインがこの理不尽な条件を飲むはずがない。国際法の立場からみてもおかしい。その国際法学者は誰一人何も言い出すものがいない。全く無能。
それにしても、前回の湾岸戦争で米軍が使用した「劣化ウラン弾」の後遺症に悩む人が多いという。生まれてくる子にも影響がはっきり現れている。ヴェトナムにおける「枯葉作戦」といい、次はアメリカは短期決戦の名目で、どんな大量破壊兵器を使って「正義」を全うする積もりか。こんなジョークはどうだろう。イラクで「生物化学兵器」が見つかった。見たら「USA製」とあった。いや、これはジョークでもなんでもない。
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